こんにちは!仕事と両立・週末ブロガーのたまごです( @JapanesePocket )。
皆さんは、次のようなお悩みをお持ちではありませんか?
解決したい!
- 初めてお茶会に参加することになったが、必要な持ち物が分からない。
- お茶会に参加するときの、男性の適切な服装が分からない。
その気持ち、すごく分かります。
「お茶会」という、ただその響きだけで、「お堅い感じ」「異世界な感じ」「とっつきにくい感じ」がしますよね。
無作法なことがあってはいけない!という思いから、制限が多く窮屈なイメージを抱く人も多いのではないでしょうか。
今回は、「初めてお茶会に招待されたとき」を想定して、準備すべき持ち物と適切な服装について、分かりやすく説明いたします。(男性用)
事前の不安を払拭して、安心してお茶会当日を迎えて頂けるようにご案内します!
記事の内容
- 必要な持ち物は、4つ。このサイトで購入可能。
- 服装はスーツでOK。
- この記事を書いた人
当ブログは「茶道×ブログ×成長」をテーマに発信しています!
(男性)お茶会の服装はスーツでOK!
まずは、お茶会に参加するときの「服装」からいきましょう。
いつも着ている「スーツ」でOK!
女性であれば、着物でお茶会に参加する人が多いですが、男性はスーツでOKです。
スーツは結婚式にも着て行けますし、本当に重宝しますね。
(豆知識)女性の場合は、例えお茶を習っていない人であっても、当日だけは着付けをしてもらう人が多く、普段着でお茶会に参加される方は少ない印象です(私の経験に基づく個人的な印象です)。綺麗めのワンピースや、落ち着いたトーンの洋服(ブラウス+膝丈以上のスカートなど)で参加すれば、必ずしも着物を着ていかなくても、大丈夫ですよ。
スーツは何色が良いのか?
落ち着いた色の、無地のスーツが最適です。
- 黒いスーツ
- 紺のスーツ
- 青いスーツ
- 明るいグレーのスーツ
- やたら光沢のあるスーツ
ネクタイは何色が良いのか?
スーツ同様、落ち着いた色で、派手ではない柄のネクタイを選びましょう。
言葉で伝えるのは難しいので、写真をご覧いただきたいと思います。
NGの画像と、その理由を掲載します。
あくまでも私の感覚に基づく評価ですが、NGとする判断軸が伝われば幸いです。
- NGの例
・ネクタイが派手すぎる
・スーツとシャツはOK!
・理由は同上です。
・わざわざ、ピンクを選ぶ必要なし。
・ネクタイの赤は、主張が強すぎ。
・スーツもシャツも柄が入っていて、全体的に派手。
・シャツが派手。
・ネクタイは問題なし。
・シャツが真っ白だったらOK!
シャツは何色が良いのか?
皆さん、もうお気づきだと思いますが、無地の白シャツが一番良いです。
OKの画像を掲載しますので、お茶会に好ましい服装のイメージをつかんでいただけたら幸いです^ ^
- OKの例
(男性)お茶会に必要な持ち物は、4つ。
ここは、若干の出費が発生します。
でも、お茶会に参加できる経験はそう多くないはず。
「これも貴重な経験!」と思って、事前に購入しておきましょう。
扇子
扇子は、「自分と相手を分ける」ために使います。
この境界線のことを、「結界」(けっかい)といいます。
お辞儀をしたり、床の間や茶道具を拝見するときに、自分の膝前に扇子を置きます。
こうすることで、自分は謙遜し、相手を敬う作法となります。
- 扇子に、サイズはありますか?
-
男性用と女性用がありますので、間違えないように気を付けて下さい。デパートの茶道具売り場や、街中の茶道具屋さんで購入される際は、「男性用の扇子はどこにありますか?」と聞けばOKです。
買いに行く時間がない場合や、茶道具屋さんに行く勇気が出ない方は、当ブログからご購入いただけますのでご安心ください。
- 扇子は、どうやって使えば良いですか?
-
広げて仰ぐことはしません。広げることもありません。挨拶のときや、床の間・茶道具を拝見するときに膝前に置いて使います。お茶会の間は、自分の後ろ(背後)に置きます。うっかり忘れて帰ってしまうことがあるので、扇子の忘れ物には、要注意です!
- 扇子には、色々な柄がありますが、どの柄を選べば良いですか?
-
先述の通り、そもそも広げることがないので、どんな柄を選んでもOKです ^ ^
- 竹の扇子と、塗りの扇子、どちらが良いですか?
-
竹の扇子の方が良いと思います。材質として「竹」は質素で謙虚なイメージがあり、初心者であればあるほど、竹の扇子を持つ方が良いと考えます。極端な例ですが、新入社員がモンブランの高級ボールペンを持っていたら、ちょっと・・・ですよね。
懐紙(かいし)
懐紙は、お菓子を乗せる「お皿」として使います。
書道の半紙を少し厚くしたような、ペラペラの紙の束です。
懐紙も男性用・女性用と分かれていますので(男性用の方が紙の面積が大きい)間違えないように買いましょう。
ネットで検索すると、「5帖で約1,000円」という価格帯のものが多いですが、数回お茶会に参加する程度であれば、1帖で十分です。(帖=じょう、と読みます)
基本的に、1回のお茶会で使う懐紙は1枚です。(お菓子を食べるとき)
1帖は、30枚です。
うっかり5帖セットを買ってしまうと、150枚もの懐紙が手元に届くことになりますので、1帖で十分です(笑)
菓子切り(かしきり)
読んで字のごとく、お菓子を切るためのアイテムです。
菓子切りそのものの長さは男女同じですが、ケースの生地の色使いや模様に男女差があります。
とはいえ、ケースを人前に出すことはありませんので、お好きなデザインを選ぶので良いと思います。
通常は懐紙の束の中に入れておいて、お饅頭や練り切りなどのお菓子を切るときに、ケースから出して(懐紙の中でスッと!)使います。
数寄屋袋(すきやぶくろ)
以上3つのアイテムを収納するポーチです。
必要な持ち物は数寄屋袋に入れて、スマートに持ち運びましょう。
まとめ:(男性)お茶会で必要な持ち物と服装について
最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事を読む前に感じていた不安や疑問は、解消されましたでしょうか。
まとめ
- 服装は、落ち着いた色のスーツとネクタイ+無地の白シャツがおすすめ。
- 必要な持ち物は4点。(扇子、懐紙、菓子切り、数寄屋袋)
お茶会に参加する機会は、なかなか無いことです。
初めてのイベントで緊張することが多いと思いますが、貴重な経験ができるのは素晴らしいことです!
初めてのお茶会、ぜひ楽しんで行ってきてくださいね。