こんにちは!仕事と両立・茶道ブロガーのたまごです( @JapanesePocket )
皆さんは、次のようなお悩みをお持ちではありませんか?
- 茶道のお稽古を上達させる方法は?
- お稽古の予習・復習は、する?しない?
- 予習・復習をするとしたら、どうやってる?
せっかく茶道のお稽古を始めたのですから、上手になっていきたいですよね!
腕を上げて次のお免状をいただくことも、お稽古を継続するモチベーションになると思います。
今回は、茶道のお稽古の予習・復習にスポットを当てて、私の体験談とともに記事を進めていきます。
私が使っている書籍も紹介しますので、参考になれば幸いです ^ ^
- この記事を書いた人
当ブログは「茶道×ブログ×成長」をテーマに発信しています!
お稽古の予習・復習は必須!
結論をいいます。
茶道が上手になりたい方、上のお免状を目指していきたい方は・・・
予習・復習は必須です!
一方で、頭の片隅に入れておくべきことがあります。
それは、茶道教室に通う目的は人それぞれということ。
- 仕事を忘れて、非日常空間を味わいたい!
- 育児から離れて、気分転換したい!
- おいしい和菓子を食べたい!
このような思いを抱いてお教室に通われる方も、大勢いらっしゃいます。
つまり、ゴリゴリに極めてやるぜ!という方ばかりではないということです。
「予習・復習が上達の近道だなんて、そんなこと言われなくても当然でしょ!」
そう思う方が、大半だと思います。
そこで改めて、予習・復習の意義を私なりに整理してみました。
皆さんは、いかがでしょうか?
予習の意味
予習をすると、こんな自分になれます。
- お稽古中に、動作が止まる回数が減る。
- 以前間違えた箇所を、再び間違える回数が減る。
- 先生に的確な質問ができる。
茶道以外にも言えることですが、「何が分からない(何につまづく)のかを知る」ことが、予習をすることの最大の価値です。
復習の意味
復習をすると、こんな自分になれます。
- お稽古で間違えた箇所を、再び間違える確率が下がる。
- 自分のメモの内容を正しく上書き修正することができる。
茶道を習っている人の多くは、「マイノート」を作っている人が多いです。
茶道のお稽古ノートを作って、自分なりのメモを書き込むということ。
帰宅してから、その日のお稽古を思い出して書く人が多いと思いますが、「あれ・・・右だっけ?左だっけ?」とか「どっちが先だったかな?」と、自分の記憶に自信が持てなくなることも多いと思います。
完璧なマイノートは、一朝一夕には完成しません。
だからこそ、復習をコツコツ重ねて、徐々に正確なマイノートを作り上げていくんです!
そのためには、復習が欠かせませんね。
予習の方法
私が実践している予習の方法は、お稽古前夜、目をつむってお点前を最初から最後までやってみること(脳内イメトレ)です。
夜寝る前にベッドの中でやっています。
体に入ってくる情報が少ない方が、人間集中できるものです。
目を開けていると様々な記憶が邪魔をして、「あれ?こうだっけ?おかしいな?違うか?」と迷いが生じることが経験上多かったので、「目をつむる」スタイルが私のおすすめです。
復習の方法
イチオシの復習方法は、「市販のテキスト+書き込み」です。
1から綺麗なノートを作ろうとする人も多いのですが、茶道は「手順」だけでなく「物を置く位置」も大事になってきますので、そのすべてをノートにまとめようと思ったら、超大変です!
予習で自信がなかった点が解消されれば、復習はOKだと思います。
私の場合は、予習で自信がなかった箇所に付箋をつけておき、帰宅後にテキストに書き込むことで知識の上書きをしています。
先生に聞きたいことや、教室に入る直前にもう一度頭に入れておきたいポイントは、スマホに箇条書きでメモしておくこともあります。
私が使用しているテキスト
書店の茶道コーナーや、茶道具屋さんに行くと、さまざまな種類のテキストが並んでいます。
まずは、ご自身で足を運んで、「どんなのがあるのかな?」とパラパラめくってみることをおすすめします。
私がお世話になっているのは、淡交社から出版されている「裏千家茶道教科・小習事全伝」の3冊です。
Amazonを見ると約5,000円で3冊まとめ買いできるので、手っ取り早くておすすめです!
上・中・下各巻の内容を、以下に紹介します。
ご購入の判断材料になれば幸いです。
貴人点(風炉・薄茶濃茶)
貴人清次 (風炉・薄茶濃茶)
茶入荘(風炉)
茶碗荘 (風炉)
茶杓荘 (風炉)
茶筅荘 (風炉)
長緒茶入 (風炉)
重茶碗 (風炉)
貴人点(炉・薄茶濃茶)
貴人清次 (炉・薄茶濃茶)
茶入荘(炉)
茶碗荘 (炉)
茶杓荘 (炉)
茶筅荘 (炉)
長緒茶入 (炉)
重茶碗 (炉)
包帛紗(風炉・炉)
壺荘
炭所望(風炉)
初炭所望(炉)
後炭所望
花所望
入子点(風炉・炉)
盆香合(風炉・炉)
軸荘
大津袋(風炉・炉)
そう感じた方は、きっと茶道を習い始めて本当に間もない方かな、と思います。
そのような方は、同じシリーズのこちらの3冊がおすすめですよ ^ ^
\ 初心者向けの3冊 /
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回は「茶道のお稽古の予習・復習の方法」について、体験談をもとにお伝えいたしました。
- 上達したいなら、予習・復習は必須!
- どちらか片方選ぶなら、予習!
- おすすめの学習方法は、「テキストを購入+間違えるポイントを書き込み」
ご参考になれば幸いです。
ばい茶~!
ご紹介した書籍一覧
この本、秀逸です!しかも、カラー!