- 半東(はんとう)って、なに?
- 半東の役割は?
こんにちは!仕事と両立・茶道ブロガーのたまごです。( @JapanesePocket )
普段のお稽古では「半東」をする場面って、なかなか無いですよね。
一方で、初釜やお茶事になると、突然やってくる「半東」というミッション・・・
- 半東にチャレンジしてみたいけど、何をしたらいいの?
- 以前、半東をやったけど、もう忘れちゃった・・・
そんな方向けの記事です。
犬張子
半東を任せられるようになると、先生に認められた感じがして嬉しいですよね!
- この記事を書いた人
Contents
半東とは?
半東は「はんとう」と読みます。
お茶事における、亭主の補佐役です。
半東は「タイミングが命」です
半東の仕事①:次茶碗を持って入る
入室のタイミング
亭主が、内隅ないし外隅に茶碗を置いたあたりで、入室。
いよいよ始まるぞ、ってときに入室!
入室の仕方
- 次茶碗は、壁沿いに置いておく。(茶室内からは見えない位置)
- 自分は、襖の正面で控えている。
- 軽く一礼。
- 次茶碗を室内に入れ、自分もにじって入室。
- 亭主に近寄り、建水の下に次茶碗を置く。
- 置いたら、にじって下がり、控える。
- このとき、お客さまがお菓子に手を付けていなかったら「どうぞ、お菓子をお取り回しください」と声をかける。
半東の仕事②:主茶碗を正客に出す
亭主がお茶を出すために、茶碗を回し始めた頃に、茶碗の前へにじって進む。
前に出るのが早すぎて、お茶を待ち構えているのはおかしいし、かといって、お茶が出っぱなしになっている状態もおかしい。お茶がちょうど出るころに、半東も茶碗の前に到着するタイミングが重要!
亭主と息をぴったり合わせよう!
正客の前へ持って行き、2回まわして、出す。
左右で下がって、「ごゆっくりどうぞ」。
一膝、下座を向いて、元の場所へ歩いて戻る。
半東の仕事③:次茶碗を次客に出す
上記と同じ要領で、次茶碗を出す。
最後は、歩いて退室。(=仕舞い茶碗を取りに行くため)
半東の仕事④:仕舞い茶碗を持って入る
次茶碗を持って入るときと同じ要領で入室し、同様に仕舞い茶碗を建水の下に置く。
元の位置ににじって下がり、立ち上がって退室。
仕舞い茶碗を出したら、ミッション終了!
参考リンク
毎回変わるのでお楽しみに!