- 初釜当日のスケジュールを知りたい!
- 準備しておくとよい便利グッズって何?
こんにちは!仕事と両立・茶道ブロガーのたまごです。( @JapanesePocket )
1月といえば「初釜」という大きなイベントがありますね。
茶道教室に通い始めて間もない方であっても、「お運びだけ手伝う」「お客さんとして参加する」など、お茶を点てずとも何らかの形で参加することが多いのではないでしょうか。
- みんな何時に起きてるんだろう?
- 会場に来るまで、どんな風に過ごしてるんだろう?
- 持っておくと便利なアイテムってあるのかな?
こんな疑問をぼんやりと思ったこと、ありませんか?
私はよく思ってしまうタイプなので、今回はそんなネタを記事にしてみました!
私自身の話になりますが、皆さまの参考になるところがあれば幸いです。
- この記事を書いた人
初釜当日のスケジュール
当日のスケジュールは、こんな感じ!
前提条件が違うと準備に必要な時間も変わってくると思いますが、皆さまのご参考になれば幸いです。
- 筆者は自分で着物を着られないので、毎回「きもの365」でレンタルしています
- 個人で美容院を経営されているサロンで、着付けをお願いしています
- きもの365からサロンへ着物を直接配送いただき、当日まで着物をサロンで保管いただいています
- よって、当日の朝は、茶道具だけを持ってサロンへ行くので、とても楽です
筆者は、朝がとても苦手です。
前の晩、夜更かしをしてしまい1:30頃に寝たので、体に鞭打って起床。
ネムネム・・・
メイクを済ませ、スウェット+パーカー+薄いダウンで、出発。
茶道具を忘れずに。
着付けをしていただくサロンは家から徒歩10分の距離なので、大変ありがたいです。
毎年、初釜のたびにお世話になっています。
このサロンが「きもの365」と提携していることで、私は「きもの365」の存在を知りました。
種類が豊富で、1万円未満の訪問着があることが最大の魅力!
手際よく30分で着付けて下さり、いつも感謝しています。
サロンに着ていった服+靴は、着物が入っていたケースに収納。
この荷物は、一旦自宅に運搬します(これが少々面倒ですが、仕方ない)
玄関にポイッ!
初釜の朝は自宅付近からタクシーに乗って会場まで向かいます。
移動手段にタクシーを選ぶ理由は、2つ。
- 着物での移動で朝から疲れたくないので、タクシー。
- 亭主をするため、お点前の復習時間を取りたいので、タクシー。
初釜といえば、新しい帛紗を使いますよね。タクシーの中では、新しい帛紗で「帛紗捌き」の練習をします。会場についてからは、こうした「自分のための時間」を取ることはなかなか難しく、練習のタイミングを逸してしまうので、タクシーの中を練習時間に充てることがオススメ!
ゆとりある初釜は、ゆとりある到着から。
この日は、9:30までに会場に来るように先生に言われていました。
亭主をするため、お点前の復習。
コーヒーを飲みながら、目を瞑ってイメトレ・・・
かなり怪しいお客さんに見えるはずですが、気にしない気にしない。
初釜当日の便利グッズ
当日の便利グッズは、以下の通りです。
無くても困らないけど、あるとよいです ^ ^
ミニカイロ
私の場合、下着の上から、お腹と背中にミニカイロを貼ります。
初釜は朝の集合が早いですし、帰る頃には外が真っ暗で寒くなっているはず。
帯でカイロを挟んで、体を温めましょう。(低温やけどに注意)
暖かいインナー
寒い時期に開催される初釜は、防寒対策が重要です。
寒がりの方は、ヒートテック(UNIQLO)などのインナーを着るとよいでしょう。
肘より上まで袖をまくり上げれば、柄杓を構えても袖からインナーが見えることはありません。
足袋カバー
「足の裏」が汚いのは格好悪いですよね。
お茶会が始まる前まで足袋カバーを履いておけば、ピカピカな状態でお茶会に臨めます。
亭主も、お運びも、立ったり座ったりする際に、足の裏がお客さんに見えます。
畳は、きれいに見えてもホコリがあるので、畳を摺り足で歩いているうちに、結構足の裏が薄汚れてくるものです。
足袋カバー、ぜひ!!
草履の鼻緒クリップ
これは本当に買うべきアイテム!!
みんな似たような草履を履いてくるので、自分の草履であることが分かるように目印をつけておくとGOOD◎
左右の草履の鼻緒をクリップで止めるんです。
これじゃなくても全然OKですが、とにかく何かしらの目印をつけておかないと、「私の草履、どこ?どこ?」となってしまう可能性があります。
特にレンタルした草履の場合、取り違えがあったら悲惨です。(弁償かな?)
割烹着
水屋仕事をするとき、着物が濡れてしまうことを防ぐために、割烹着があると便利です。
棗や茶入にお茶を足したりする際に、思わず着物に抹茶がついてしまうことも防げます。
割烹着なんて普段使わないと思いますので、安いものでOK。
とりあえず1つ持っておくべしです。
初釜体験メモ
初釜は普段のお稽古とは異なり、先生のご判断で柔軟にアレンジを効かせることが多くあります。
私自身の備忘録でもありますが、当日先生に確認すべきポイントを以下に記載します。
事前にイメトレをし、不明瞭に感じた点を当日すぐに確認できるよう、メモをしておくことをお勧めします。
- お点前開始時、襖を閉めるか?or 通路としてずっと襖を開けておくか?
- 点前で使った道具のうち、どれを拝見に出すのか?or 拝見のための道具を別途最後に持って入るのか?(お道具が高価すぎてお点前では実際に使わない場合)
新年の大きなイベントである「初釜」。
当日のスケジュールや持ち物、先生に伺うことを事前に確認し、ゆとりを持って楽しみましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。