四ヶ伝 part.1|【唐物・Karamono】裏千家・炉のお点前ポイント

新記事、書きました!

四ヶ伝(しかでん)を勉強中の皆さん、こんにちは。

当ブログにアクセスいただき、誠にありがとうございます。

教本がなく、不安になりがちな「四ヶ伝」の科目について、自分なりのまとめを作っております。

(ご参考)筆者の自己紹介ページ

Contents

裏千家 四ヶ伝:関連記事一覧

ついでのお買い物♪

茶巾と茶筅は「和巾」のページにあります。

¥780 (2021/05/02 00:32時点 | Amazon調べ)

裏千家 唐物(炉):はじめに準備しておくもの

準備するものが多いと、混乱しますよね。

そこで、私は「唐物」の点前の流れを「3段階」に分けて考えています。

  • 「初めから室内に置いておくもの」
  • 「点前が始まる瞬間に、持って入るもの」=前半戦
  • 「膝退して、再入場するときに、持って入るもの」=後半戦
構成道具
初めから室内曲水指・唐物茶入
前半戦楽茶碗 with 元節の茶杓
後半戦唐金建水 with 柄杓
わたし
唐物を清めて、膝退→退室するところまでが、前半戦!
そして、建水を持って入るところからが、後半戦!

裏千家 唐物(炉):間違えやすいお点前のポイント

唐物のお点前に入る前に、「間違えやすいポイント」を前もって頭の中に入れておくと、本番での間違いが圧倒的に減ります!

これは唐物に限った話ではなく、すべてのお点前に通じるコツです。

いろいろなお点前を習うようになると、記憶がごちゃ混ぜになるものです。

間違える箇所を、明確にしよう!

私の場合、唐物は両手扱いであること&清め方が「通常と逆順」という点は、印象が強すぎて、一度も間違えたことがありません。

逆に、「これしか頭にないので、他の注意点を意識できていない」というところが、私の長年の課題でした(ノД`)・゜・。

そこで、「私の場合は」という前提になりますが「間違えやすいポイント」を以下のように整理しました。

・茶杓は、「元節」
・唐物を清めるときは、帛紗を「真」
・唐物を拝見に出すときは、帛紗を「行」
・点前が終わったら「割り声」
・唐物を拝見に出して、亭主が帛紗を腰につけたら「お茶杓、お仕覆の拝見を」(←客)
・拝見に出すときは、茶杓の上に仕覆の紐をかける。

わたし
象牙の茶杓は、台天目と盆点!

裏千家 唐物(炉):お点前の流れ

STEP
曲水指・唐物のセッティング

水指と唐物の距離は2cmくらい。

STEP
お菓子を運ぶ

四ヶ伝なので3種。(問答では「数々のお菓子を・・・」と言う)

STEP
【前半戦】茶碗を持って入る

・両手をつく。

・襖は「下方」を触って開ける。

・茶碗は、勝手付きに仮置き。

・唐物は「両手扱い」で、持ちながら、点前座に回る。

盆点のときは、持ちながら回ることはしない!先に自分は点前座を向いておき、その姿勢のまま、両手で唐物を取る。盆点の方が、慎重なんだね!(持ちながら動くのは危険)

~ 唐物を清める ~

・帛紗を「真」に捌くときは、親指を中に入れて、4回ゆるめて、5回たたむ。

・清め終わった唐物は、再び水指の前に置く。

下から3枚目を取って、たたみ直し、腰につける。

左手で茶碗を取り、膝前に置く。膝退。←前半戦のおわり

STEP
【後半戦】建水を持って入る

・膝行することを踏まえて、座る。

・柄杓を置いたら、総礼。

・建水上げて、居住い正したら、茶杓を清め(いつも通り)、唐物に斜めに立て掛ける。

キレイな茶筅は、畳の縁から5目下におく。(谷の部分にかかるように)

・茶巾は、水指の蓋の上。

中蓋をして、茶筅通し。

わたし
「中蓋」をするのは「炉」だから。うっかり失念、要注意!

・茶巾で茶碗を拭く。

茶杓を一旦、茶碗の上(右側)に、預ける。

・両手で唐物を取り、蓋を取ったら(ひっくり返して置く)、改めて茶杓を握る。

・お茶は、掬い出し。(回し出しはしない) ※左手を丸めて持つ。土を触らないように。

掬い終わった茶杓は、再び、一旦、茶碗の上に預ける。唐物を水指の前に戻してから、お茶を捌く。

・茶杓を唐物に斜めに立て掛ける。

・お茶を練ったあとの茶筅は、建水の肩。

大切なはずの唐物に、抹茶のついた茶杓を立て掛けるのが不思議(汚れちゃう)!
STEP
お茶を出す

・正客のひとすすりで、「お服加減は?」→ 中仕舞いへ。

・問答。

わたし
「炉」なので、「中仕舞い」がありますね!
茶銘の問答。お菓子は数々。

・末客の吸い切りで、中仕舞いを解く。

STEP
片づけのフェーズ

~ いつも通り ~

・元の位置に戻すわけなので、唐物は水指の前に(元々あるので移動不要)、茶碗は勝手付きに戻す。(右真横・左手前の2手)

・水指の蓋を閉め終わったら「割り声」

STEP
拝見に出す

・唐物を両手で持って、客付に回る。炉縁から3目外す。

帛紗を「行」に捌いて、唐物を清める。

・唐物は、反時計に回して、鐶付に出す。

・帛紗をたたみ、腰につける。ここで正客が「お茶杓、お仕覆の拝見を」という。

・茶杓→正面でとって、正面から出す。(手をつく)

・仕覆→点前座でとって、正面から出す。(手をつく)

STEP
終わりに向けて

・建水→茶碗→水指の順にすべて引く。

・唐物(文琳/茄子)、茶杓(11代 玄々斎以前)、仕覆の問答。

唐物を左手で受けるようにしながら(落下防止)、持ち帰る。

STEP
【お客様編】

・拝見で引くときは、仕覆を茶杓にかけながら引く。

・取り込む前に、一旦、自分の前(縁外)にキチンと並べる。

唐物は常に縁外。それ以外を縁内に取り込んだら、茶杓と仕覆はバラバラにしてOK。

自分の古帛紗を広げて、唐物を置く。全体を眺めてから蓋を取る。蓋は、古帛紗の右上に置く。

・再度、全体を眺めてから、古帛紗を懐中。

・拝見を戻しにいくときは、再び、茶杓に仕覆を掛けながら進む。

唐物を戻すときは、反時計に回す。

唐物:参考情報

問答で、唐物の伝来を話すにあたっての参考図書です。(淡交会出版)

画像をクリックすると淡交会のHPに飛びますので、ご確認ください。

裏千家 唐物(炉):まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

本ページでは、「唐物」(炉)のお点前について、私なりのポイントを纏めました。

改めて、攻略のカギを挙げます。

わたし
唐物は四ヶ伝の基本なので、バッチリ抑えましょう!

・茶杓は、「元節」
・唐物を清めるときは、袱紗を「真」
・唐物を拝見に出すときは、袱紗を「草」
・点前が終わったら「割り声」
・唐物を拝見に出して、亭主が袱紗を腰につけたら「お茶杓、お仕覆の拝見を」(←客)
・拝見に出すときは、茶杓の上に仕覆の紐をかける。

これからも一緒に四ヶ伝を頑張っていきましょう。

「唐物」のお勉強、お疲れさまでした!!

余力がある方は、復習でパワーアップ!

トップページへ戻る

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

Click & Share!
Contents
閉じる