こんにちは!仕事と両立・茶道ブロガーのたまごです( @JapanesePocket )
今回のテーマは「五行棚」(ごぎょうだな)。
五行棚は、10月に中置(なかおき)のお点前をするときに登場しますね。
今回は五行棚の特徴と点前の注意点を紹介いたします。
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Contents
五行棚:特徴
五行棚の「五行」は、陰陽五行説の「五行」をさしています。
木・火・土・金・水(もくかどごんすい)という「5つの要素」のことです。
- 木:天板・地板に使われている焼杉のこと
- 火:ズバリ・・・火のこと
- 土:土風炉(どぶろ)を使うことがルール!
- 金:釜のこと
- 水:釜に入っているお湯のこと
もう1つ特徴的なのは、棚を支える3本の竹の節の数。
節の数は、奥が1つ、客付きが2つ、勝手付きが3つ。
組み立てるときに気を付けましょう!
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五行棚:点前の注意点
五行棚ならではの、点前の注意点は以下です。
「今日は五行棚でお稽古をしましょう」と言われたら、以下を思い出しましょう!
- 蓋置は地板の左端におく。蓋置の正面が客付に向くように、手首をひねりながらおく(つまり蓋置の正面は右を向く)
- 蓋置の位置にならって、柄杓も地板の上に横一文字におく
- (薄茶の場合)点前の終わりに、柄杓を荘るときは柄が天板からはみ出さないようにする(天板の幅に柄杓をおさめる)天板の中央付近かつ柄杓の絵の左側に蓋置をおく
- (濃茶の場合)脱がせた仕覆は天板の左端におく
【おまけ】茶道の記事一覧
当ブログでは様々な「茶道のお点前」を解説しています。
「これ何だろう?」と思った記事をクリックいただき、1つでも2つでもお読みいただけますと嬉しいです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
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茶箱
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毎回変わるのでお楽しみに!