- 茶道教室の月謝の相場っていくら?
- 茶道教室って月謝?都度払い?
- どっちがお得なの?
こんにちは!仕事と両立・茶道ブロガーのたまごです( @JapanesePocket )
本記事では、上記の疑問にお答えしていきます。
- この記事を書いた人
引越しを理由に、私はこれまで2つの茶道教室にお世話になりました。
最初のお教室が「月謝制」、現在通っているお教室は「都度払い」です。
自分自身の経験をもとに、感じたメリット・デメリットを紹介して参ります。
皆さまのライフスタイルや価値観に合う選択の参考になれば幸いです。
月謝制の経験談
初めて通った茶道教室は、月謝制でした。
初めての経験でしたので比較対象もなく、ヨガだって、ジムだって、料理教室だって、習い事といえば大抵は「月謝制」ですので「そんなもんかな」と思っていました。
月額 12,000円でした
毎週1回、通うことを前提とすると「1回あたり3,000円」ということ。
これは習い事の相場として適正価格(許容価格)だな、と感じました。
私の感覚では、1回あたり上限4,000円まで(つまり月謝20,000円まで)なら、良いのではないかと思っています(皆さまのご感覚はいかがでしょうか)
月謝制の最大のメリットは「休んでしまったらお金がもったいない」ので、「絶対通わなきゃ!」と思うようになること。
茶道に限らず、どんな習い事でもそうだと思いますが、習い事は初めが肝心!
体が覚えるまで、頭で理解できるまで、忘れないうちに繰り返し繰り返し馴染ませていくことが大事。
「お金が損になる!」というプレッシャーを逆手にとって、絶対毎週お稽古に通う仕組みを作れる点が、最大かつ最強のメリット!
動機付けって、大事!
都度払いの体験談
引越して以降、現在もお世話になっている茶道教室は「都度払い」です。
茶道を習い始めて15年近くなり、四ヶ伝にも割と自信がついてきた今の自分にとって、都度払いはとてもありがたい料金システムだと感じています。
「なんとなく月謝料金を払う」「気付いたら月謝料金が口座から落ちている」のではなく、「今日はこの科目を勉強したい!」という目的意識を持ってお稽古に行くようになるので、お稽古への期待と集中を高めることができるのです。(初心者のころは、どんな科目があるかすら分からないですし、各点前の難易度も分からないため「●●なので●●を勉強したい!」という想いを抱けないと思います)
お稽古を休んでもお金が無駄にならないため、仕事や家庭との両立を実現しやすい点も、もちろん都度払いの良さです。
茶道は、楽しく長く続けたいですよね。
「この金額を払ってこのお稽古をしたい!」という目的意識を抱けるようになれば、都度払いは最強!(お稽古を休んでも無駄にならない点もメリット)
しかし、このメリットだけを都合よく吸収して、初心者のうちから「行きたいときだけお稽古に行く」スタイルを選択してしまうと、絶対に上達しません。
上達は目指しておらず、毎回同じことを指摘されても別に気にしない、ただ「茶道をやってる時間が好き」というのであれば、初心者のうちから都度払いのお教室に通われることでもよいと思います(こういうタイプの生徒さんも案外多いです)
私は「習うからには上達したい」と思う性格ですが、皆さまはいかがでしょうか。
「趣味なんだから、ある程度リラックスしてやりたいよ~」
「非日常的な空間に身を置くだけで十分OK~」
という方も大勢おりますので、皆さまの価値観・ライフスタイルと照らし合わせるとよい選択ができると思います。
まとめ
メリット・デメリット
以上の経験をもとに、支払方法別のメリット・デメリットを整理しました!
皆さまの価値観に合うのはどちらでしょうか?
支払方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
月謝制 | 絶対通う動機付けになる | 休むと損になる |
都度払い | 休んだ場合の損が発生しない | お金の準備が毎回面倒 |
茶道を15年近く続けている私の「おすすめ判断軸」は、あなたが「茶道初心者かどうか」です。
習いたての頃は、とにかく繰り返し練習をして「前週と同じ注意を受けない(=新しい指摘をしてもらう!)」ことが上達への近道です。
そのためには間をあけずに、週1ペースで通い続けること。
週1ペースで通うための(半ば、強制的な)動機付けをつくることが大事です。
初心者のうちは、週1ペースで通うために月謝制がおすすめ!
一方で、四ヶ伝レベルまでひと通りできる自信がついてきたようであれば、都度払いでもよいと思います。
「今日は唐物をしよう。だから4,000円払おう」
「久しぶりの炉だから、まずは小習いから復習しよう。だから3,000円払おう」
「茶箱が苦手なので克服したい!だから茶通箱に5,000円払おう」
そうやって、目的意識を持って向き合うと、いつも以上に集中してお稽古に臨めると思います。
「●●円払って、●●を勉強するぞ!」という目的意識を抱けるようになれば、都度払いも有効!
ムリなく長く続けたいね
ご参考
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